Aちゃんとキスした夜に俺の運命は変わった

運命には抗えないと思い込んでいる人たちがこの世の中にはたくさんいる。

生きていくために仕方なく仕事をしなけれがならないと考えていたり、自分は決してお金持ちになれないと思っていたり、「自分の人生はこんなものだ」と自らの可能性を閉ざしてしまっている人たちが世の中にはたくさんいる。

 

俺自身は育った環境のせいなのか、幸か不幸か世の人たちが持つ【常識】を持ち合わせていない。

 

俺は「どうせ無理」という言葉を使わないし、誰かがアイデアを話してくれた時には、それが無理な理由ではなく背中を押す言葉を伝えるようにしている。

 

 

ふつう人は、歳を取ればとるほど諦めを抱いていくものだけど、俺の場合はむしろ逆で、歳を取るほどに可能性を感じるようになってきている。

 

 

その理由がどこにあるのか?ということを考えた時に、やはり俺にとってナンパは切っても切れないものなのだと感じる。

 

そしてその中でも特に大きな要因は、きっとAちゃんのことになるのだと思う。

 

Aちゃという名の女の子は、俺がナンパを始めて、初めて出会った「心の底からタイプだと思える女の子」だった。

 

彼女は本当に美人で、そして性格の良い女の子だった。

 

 

 

彼女と出会うまでの俺は、自分が美人と深い関係になるなんてことは妄想の中の出来事だと思っていた。

 

美人は、特別かっこよくもなく、社会的地位があるわけでもない男を相手にすることなんてないと思っていた。

 

学生時代を振り返ってみても、美人な女の子はいつでも、サッカー部のエースやクラスの中でも目立つイケメンんと付き合っていた。

 

だから俺は、「美人と仲良くなるため」という目標を掲げナンパしつつも、心の奥底では「まぁ無理だろうな」と思いながら声を掛けていた。

 

 

だけど俺が他の多くの男たちと違ったことは、たとえ毎日街中の美人な女の子に無視されたり悪口を言われたりしても、家を出るのをやめなかったことだ。

 

 

俺は毎日毎日、ナンパに人生を捧げ家を出た。

 

 

会社では上司よりも早く退勤し、たまの休日は全てナンパに費やした。

 

おかげで会社での評価は散々だったけど、その代わりといっては何だけど、俺はとうとうAちゃんという特別は存在に出会うことができた。

 

 

Aちゃんが俺にもたらしてくれたのは、ただ単に気持ちの良いSEXとか、そんな浅いものではなかった。

 

 

Aちゃんが俺にくれたのは、運命は変えられるという啓示だった。

 

 

俺の人生は、今日に至るまで、その、そのたった一日によって大きく変革し続けている。

 

 

 

深夜12時に彼女とキスした時に、俺がその瞬間から死ぬまでに終えるはずだったありきたりな人生設計が崩れさり、俺の人生の設計図は真っ白になった。

 

 

 

そ日以来、俺は「人生は何もかも思い通り」だと思い続けている。

 

こんなことを言うと、時には笑われたりすることもあるけれど、たいていの場合は、俺の行動や情熱の前に批判は引っ込む。

 

 

 

 

 

俺は今でも、Aちゃんと出会ったあの夜の事を昨日のことのように思い出す。暗いトンネルの先にある光というのは、まさにあの事を指すのだと思う。

 

俺は先の見えない暗闇の中でも胸を張って歩くことができる。ほとんどの人たちが何もないけれど安全なスタート地点に引き返したり、その場にうずくまってしまったりする中でも、俺は胸を張って歩いていくことができる。

 

 

何もかもそんなことは全て、Aちゃんのおかげなのだ。

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