闇が深ければ深いほど暁は近いを、モテない日々が長ければ長いほどナンパ界では有名になれると解釈する

マインドセット

俺はモテない人ほどナンパをするべきだと思っている。これは一般的な考え方とは逆をいく考え方である。ただでさえナンパは難しいのに、普段からモテない人がそれをやったら惨憺たる結果になることは目に見えていると。

それはたしかに正しい。

モテない人がナンパを始めて、勇気を出して街中で見知らぬ女の子に声を掛けたところ、死ねキモいという言葉をゴミを見るような目つきで言われたという報告がネットには溢れている。

 

そしてこれは事実である。

実際に俺も、すみませんと声を掛けただけで、ウサイン・ボルト並みのスタートダッシュで全速力で走って逃げられたこともある。

その女の子が100m先で、あのボルトお決まりのポーズをしてたら、俺もストプウォッチを持って走って行って、世界新!世界新!と叫んで、これから祝杯あげません?とか言って連れ出そうと思ったんだけど、そんなノリのいい奴、というか変な奴は少なくとも東京の街中にはいなくて、大阪ならいるかもしれない…、

大抵の場合、モテない奴が恐る恐る声を掛けても、誰かのブログにあるようにはうまくはいかず、気持ち悪いものを見るような目で引かれるというのが関の山である。

俺が言いたいのはつまり、モテない奴はナンパを始めると例外なく痛い目を見るという血も涙もない話なのである。

 

しかしそれ自体はどうしようもない。

世の中にはそんなにおいしい話はないのだから。

だがそれでもなお俺は、モテない奴こそナンパに向いていると思う。なぜならモテない奴は、今までその欲望を抑え込まれていたからこそ、ナンパに対するポテンシャルがめちゃくちゃ高いからである。

それがどこにいてもモテるような奴だと違う。

そういう奴はそもそもナンパをする必要がないかもしれないが、それ以上にナンパという泥臭い活動に耐えられないのである。めちゃくちゃ歩き回って、無視だってされて、モテない奴なら無視されたところで罵声を浴びたところで、甘んじて受け入れることができれるが、いつもちやほやされているようなモテ男は、そんな待遇に我慢ならないのである。

それに今までモテてきた奴というのは、ナンパに対するハングリー精神が足りない。

モテない奴は、ナンパのスキルを手に入れたら、ここぞとばかりにナンパのスキルを使い倒すが、元々モテる奴というのは、べつに女の子を口説き落としたところでそんなに感動がないから、べつに大したことないとすぐに飽きてしまう。

闇が深ければ深いほど暁は近いという言葉がある。

足掻いて足掻いて苦しんで苦しんでもうダメだと思ったその時にこそ、希望の扉が開くことがある。冬が終わり春が来るように。モテない人は何もしなければ死ぬまでモテないままだろうが、自ら行動するという勇気を振り絞れば、その苦しみが大きい分、誰よりもきれいな花を咲かせることができるかもしれない。