良くも悪くもあの娘は今夜誰かの腕の中にいる。

それはナンパができない人にとっては受け入れがたい現実かもしれないが、我々にとっては可能性という希望なのである。

俺は子どもの頃、よく学校の帰りに友達とこんな話をしていた。

熱愛報道が出ていたあの女優とあの俳優ってヤッたってことだよね?年頃のガキがヘラヘラと語りそうな話題である。

だけどそれは羨ましいとは少し違って、もはやそんな現実的な話じゃなくて、子どもの頃の俺にとっては雲の上のような話だった。

それがもうちょっと身近な話になると、同じクラスのイケメンと学年のマドンナが付き合っているというのを聞いた時の、悔しいような自分にはまだ早いような、そんなのだった。

今ではもう、大人の男と女が1晩を過ごした時に何をしているのかは、ハッキリと理解している。あなただって、よほどピュアな心の持ち主でなければわかっているだろう。

 

それでも身近なこととなると受け入れ難くなって、たとえば社内の純粋な美人が毎夜のようにそんなことをしているなどということが信じられないなら、週末の夜にでもホテル街を歩いてみるのがいい。

道玄坂のホテルも歌舞伎町のホテルも、いかにも純粋そうな美人が、彼氏なのかは不明だが、男と手を繋いで歩いている。

1人では入りづらいが、実際にホテルに入ってみると、受付にある空きを示すボタンの明かりのほとんどが消えていることに気付くだろう。つまりは週末にもなると、どこのホテルも満室ってこと。あるいはナンパ師のTwitterでもその様子はわかるかもしれない。

 

それはつまり何を意味するかというと、今夜こうしている間にも、モテる男や行動を起こしている男はやることをやっていて、その相手は、俺やあなたが普段接したり見かけたりするどこにでもいる女の子だということ。昼間は愛想よく電話対応をしたり書類をコピーしたりしているかもしれないが、夜には男のアソコを口に咥えているのだ。

ここで問題になるのは、毎夜のように繰り広げられる酒池肉林の宴の中に、なぜあなたの姿がないのかってことなのだ。

あなただってそれについて思い悩んだ夜があるかもしれない。

誰もが見とれる美人は今夜も誰かの腕の中に抱かれているが、その誰かが、ただただあなたでないだけ、というだけのことに過ぎないのに、このあなたと他の誰かという、文字にしたら大したことのない言葉の間には、現実的には絶望的な差がある。

毎日どこかで美人が裸で男の隣に寝ているのは事実なのだ。

しかし、その男というのが、あなたでないというのもまた事実なのだ。なぜこんなことになってしまうのか?これはお分かりのように、厳しい言い方をすれば、あなたがモテず、そして行動を起こしていないことに原因がある。

 

だが解決策は用意されている。ではどうすればよいか?

答えはたったひとつ。自ら行動を起こすことである。

そして行動を起こすことができたなら、その瞬間から、可能性という小さな芽があなたの人生に生まれるのがわかるだろう

。つまりは週末の夜、満室のホテルの一部屋はあなたと美人な彼女で埋められる可能性が生まれるのである。

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