自分は死なないと思っている奴はすでに死んでいるようなもの

生は死を考えることから始まる。

目の前にいくつかの選択肢が現れた時、本当は乗り気じゃないのに安全そうな道を選んだり、本当は今日やったほうが良いと思っているのに明日に延ばしてしまうのなら、それはあなたが、「自分は死ぬことはないから大丈夫」だと思っている証拠だ。

 

遠い先のいつかは死ぬのだろうと感じているけど、でもそれはずっと先のこと。

これから先もずっと生きることができると信じているから、本当は嫌で嫌で仕方ない会社に、鬱病になりそうになりながら向かっている。

心当たりはないだろうか?

 

 

 

おれも以前はそうだったからわかる。

 

給料がもらえないと生きていけないと考えていたから、とりあえず学校に行って、卒業して、サラリーマンになった。

でもある時思った。

 

これから先ずっと死ぬまで、死んでいるような毎日を送り続けるのだろうか?と。

 

そんな毎日を抜け出すきっかけになったのが、自分はいつ死んでもおかしくないちっぽけな存在なのだと気付いた時だった。

 

おれは赤信号を平気で渡る人の気持ちや電車に飛び乗る人たちの気持ちがわからない。それで死んだらどうするんだろう?

おれたち人間は、すごく強い面もあるけれど、すごくもろい面も持ち合わせている。

 

おれたち人間は、ちょっとした衝撃で、一瞬にしてあの世に行ってしまうことがある。

おれたち人間は、気付かないうちに病におかされていて、気付いた時には死の宣告を受けることになることがある。

 

「だれでもよかった」という犯罪者の動機によって、ほんの一瞬にしてあの世に行ってしまった人たちもいる。

 

 

おれは「めんどくさい」とか「疲れた」とか、あまり言いたくない。

 

 

今この瞬間を生きることができなかった人たちは、「つかれた」と言うことすらできないのだから。

 

 

ほんのちっぽけなきっかけで生を失ってしまう可能性があるからこそ、おれは今この瞬間を自分に正直に生きたいと思っている。

 

 

おれたち人間は、誰もが、今日、今生きているというただそれだけのことで、王様くらい偉いのだとおれは信じている。

 

 

人生で決断に迷った時には、自分は必ず死ぬ存在なのだと意識してみてほしい。

 

 

そして、

 

嫌われることを恐れるな。

笑われることを恐れるな。

失敗することを恐れるな。

 

おれたちは、生きているというだけで王様くらい偉いのだから。

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