生理中のセックスについて多くの男が勘違いしていること

生理という現象は、我々男にとって非常に理解しにくいものである。それゆえに、分かり合えないと、これまでに幾多のすれ違いが起こってきた。

女性の生理時のつらさは、個人差はあれど、けっこうつらいようである。

会社によっては、生理休暇なるものがあるくらいで、我々男としても、なんとなくきついんだろうなというのはわかる。だけどそこから一歩踏み込んで、どのくらいつらいのかとか、どのように接したらいいのかというのは、女の子と一緒に暮らしたり、自分で調べてみない限りはわからない。

加えて、デリケートな事柄であるからこそ、女性側のほうでも、わかってほしいという願望と、あまり触れられたくない、声に出して言いづらいという2つの感情に揺れ動いている。

まぁ言ってみれば、「察してください」という類の事柄であるのだ。

 

この察してくださいというのが非常に厄介なことなのである。我々男が、生理のつらさやめんどくささなどを、そっくりそのまま体験できれば解決の道は安易なものになるのかもしれないが、今のところそれは無理で、だいたいのところ、「○○と同じくらいの痛み」とか「○○だったらめんどくさいくない?」とか、何かに喩えるに留まっている。ゆえに、未だに我々男は、生理というものに対して、どこか異世界の事柄のような印象を持ってしまっている。

 

男によっても理解に差があって、女性と一緒に暮らしたことがあったり、率先して知らべてみたりした人と、そんなことに興味を持ってみるという発想すらない人や、女の子と長く付き合ったことのない人、姉や妹がおらず、男子校育ちだったりするとか、そういう人たちは、こと生理という現象が絡む事柄に対して、時に驚くほど無神経になったりする。

しかし俺は、理解できないという彼らのその気持ちは、わからないでもないと思ってしまう。だって、俺たちは、女という存在に対しては、同じ人間であるはずなのに、よくわからないことだらけなのだから。それは何も男に限ったことじゃない。女もまた、男のことがわからないと思う場面が多々あるのだろう。それはもう、我々1人1人の問題というよりかは、もっと根本的な人間の遺伝子レベルの問題であると言わざるを得ない。

でもだからと言って、理解しようと努めなくても良いということでは決してない。

完全に理解することは決してできないけれど、理解しようと努めることはできる。

 

ナンパをしていて、直面することの多い場面が、

「今日生理だからセックスできない」とういうものである。

 

あなたはこれまでにこんな場面に直面したことがあるだろうか?

そして、

その時どのように対応しただろうか?

 

たくさんの女の子と接する機会があれば、こんなことはよくあることで、

よくあることだから、さほど気に留めずにやり過ごしてしまったりする。でもこれって、モテる男とは?というテーマを追求した時に、実は避けて通れない事柄なんじゃないかって思ったんだよね。

 

先ほどの質問に対して、

よくあるのが、

・「俺は気にしないから大丈夫」とか

・「血を見るのは嫌だけど、どうしてもSEXしたいから説得する」とか

・「クンニをしなければ大丈夫」とか

・「生理中は妊娠しにくいからゴムなしでもいける」とか

こんなことろだと思う。

ちなみに、生理中でも妊娠する可能性はあるし、女の子自身も知らないこともあるが、生理中のSEXで女の子の身体に負担をかける可能性もある。

俺もかつては、

「今日生理なの」という言葉に対して、

「(俺は)大丈夫」という言葉を返していた。

 

でもある時気付いたのは、

それって、

あまりにも自己中心的すぎる言葉だなということだった。

「俺は大丈夫」という言葉には、

俺は血を見ても気にしないとか、

俺は汚いと思わないとか、

そんな意味が込められていると思う。

 

そう、振り返ってみると、

何もかも全部主語が【俺】だったんだと気付いた。

 

たしかに女の子の心意の一つの解釈として、

「今日生理なの(それでも大丈夫?SEXしたいけど生理だから気分が乗らない)」

ということだってあり得るだろう。

 

でもそれでも、

まずはやっぱり、

フォーカスの対象は【相手】であるべきだと俺は思う。

・「(あなたは)つらくない?」

・「(あなたが)つらそうだからタクシーで行こうか」

・「(SEXに対してあなたの気分が乗らないなら)今日は帰ろうか」

 

いつでも会話の主語は、

【相手】であるべきなんだ。

 

俺は男が女に与える優しさというものをあまり信用していない。

その多くは、

「やりたい」という下心に突き動かされたものだからだ。

 

でももしも、

「私生理なの」という女の子の言葉に、

「俺は大丈夫だよ」ではなく、

「(あなたは)大丈夫?」と答えることができたなら、

それは本当の優しさなのかもしれないと思うんだ。

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