本当に欲しかったのは安らぎで、ゲームのような恋愛ではそれは手に入らなかった

ナンパのスキルを手に入れて自分の型がわかるようになると、その気になればいくらでも経験人数を増やすことができるようになる。それはうらやましい話のように思えるかもしれない。

しかしそこまでたどりついた人たちでさえ

その行為に空しさを感じて

女はもういいと引き込もってしまうことがある。

 

これは矛盾しているように思えるが

ナンパに潜むこの罠にとらわれてしまう人も多い。

 

ナンパというと

女の子とSEXすることが全てだと思われている。

 

女好きや

満たされていない奴がやるもので

その根底にはSEXというキーワードがあると思われている。

 

だけど俺が言いたいのは

本当にSEXだけがしたくてナンパを始めたのか?ということ。

 

「ぼくは愛を証明しようと思う。」(藤沢数希)でも

小説の主人公渡辺のメンター恋愛工学の達人永沢さんは

渡辺に恋愛工学を学ぶ決意表明のために

SEXがしたいですと言わせている。

 

現実の世界でナンパをやる人たちも

始めの決意表明は同じだったはずだ。

それでその目的を達成できるようになった。

 

それなのに空しさを感じる。

 

 

俺は1000人斬りのヤリチンをある意味尊敬している。

ビジネスや他の何かの目的を抜きで

ひたすら女を求め続けるのは

きっとどこかがおかしい。

まぁそれはどうでもいいが

 

俺は成果が出るようになっているのに

満たされないという人は

そもそも目的を間違えているんじゃね?と思うんだ。

 

これはナンパの話にしては重い話だが

コンプレックスを持ってナンパを始めた人は

SEXよりも

ただ愛されたいんじゃないかな?

 

誰にも好きと言ってもらったことがなく童貞のまま30代になった。

大好きだった彼女にフラれた。

理由はそれぞれだが

俺はみんながみんな

SEXをゴールに設定したナンパが理想だとは思わない。

 

俺はナンパでの一晩の出会いに

SEXだけを求めていたわけじゃなかった。

だけどナンパのスキルを

効率的にしていくにつれて

自分の持つ弱さを隠し通していく術が身についてしまった。

何を話すべきかと何を話すべきでないかに意識を置きすぎて

相手にしてみればもしかして

生身の人間と話しているとは思えないほどだったかもしれない。

そこにいたのは

SEXというゴールを設定されたロボットだった。

ひどいときには名前すらお互いに言わなかったこともある。

 

俺は知ろうとすら思わなかったし

それで相手も

俺のことを知ろうとは思わなかった。

 

ゲームのようにナンパをし

ゲームの一コマのように彼女たちを扱うことで

我々もまた

ゲームの一コマのように扱われてしまうのである。

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