ルックスはアイドル、裏の顔は遊び人「VS巨乳のフリーランス」

ナンパをしているとつくづく思う。人は見かけによらない。めっちゃ清純そうなのに同時に何人もの男と付き合っている奴とか。そんな女の子は珍しくない。あなたの知ってる誰かだって、実は裏の顔があるかもしれない。

ピンク色のニットを着た美少女

アイドルだってそうだ。

画面の中では「何も知らないんです」みたいな風を装っているけど、プライベートではどうかはわからない。

週刊誌なんかの報道でたまーにその一部分を知って、「マジかよ?」とショックを受けてみたりするけど、アイドルだろうと同じ人間なのだから、何してたって不思議じゃない。芸能界にはとんでもないイケメンだっていっぱいいるしね。

「だから何だ?」って言われると、俺が言いたいのは、まさしく彼女がアイドルのようなルックスで、アイドルのようなピンク色のニットを着て、彼女は俺の前を通りかかったってこと。

すかさず声掛け

「風邪気味のところどうも」

※マスクをしていたため。

「お腹空いてるっしょ?」

「何?」

「怪しくないから」と言ってはみたものの、自分で言うのも何だけどめっちゃ怪しいぜ。

「おもしろい店(〇〇がいる店)あるんだけど行かない?」

「いい」

まぁ基本断られる。勝負はここからだ。

「いやめっちゃおもしろいから。行ったことないけど」

「行かない」

「じゃあ〇〇(某チェーンバー)はどう?」

「そこならいいよ」

よし。連れ出し確定。正直言ってナンパのおもしろさはここがピークだと思っている俺がいる。もうここをクリアしたら「じゃあ」って帰っても差し支えないレベル。

急に気分が変わるのは女の特性

そんなことを考えていたのがいけなかったのか、歩いている途中、

「やっぱり帰る」と言い出す。

なにっwww

うそだろ

焦りだす俺

 

「なんでだよ?」

「なんで声掛けたかわからないから」

これは正直、めんどくせぇと思う俺w

何て答える。

「タイプだったから」とありきたりな回答で事なきを得るか。それとも冗談を言って空気を凍り付かせるか。

どうする俺?

 

「タイプだったから」

 

出たー

 

何のひねりもない100点の回答

おいマジ帰るぞ。

マジで、俺が帰るぞ。

彼女よりも先に。

 

「かわいい子いっぱいいるから他の子に声掛ければ?」

「私じゃなくてもいいじゃん」

はいはいわかったよ。俺が何度このセリフを言われてきたことか。

「君がいい」

おいおい俺は駅前で何をしとるんじゃ。もうね、先が見えない。めんどくさいし。

「とりあえず行くぞ」とだけ言って、何がとりあえずなのかは俺自身にもわからないまま、俺は彼女とバーに向かった。

 

しかしまたまた道中、彼女が、俺が先に提案したおもしろいバーがいいというので、グーグルマップに踊らされながらやっとのことで辿り着いたものの、満席ww

マジダセえwww

しかたなく別のバーへ。

いろいろあったがバーに入ることに成功

「君に声掛けられる前にサラリーマン2人に声掛けられたけど、つまらなかったから無視した」

おーおー 泣けること言ってくれるじゃないかい。

さっきはめんどくさいなんて心の中とはいえ思ってしまってごめんよ。

「何の仕事してるの?」

聞いても理解できなかったが、パソコンで何かやっているらしい。フリーランス的な?

私生活はけっこう派手な生活を送っているそう。

「取引先の人に呼び出されて朝まで六本木で飲んだ」

「男は何人いる」

こういうタイプに関しては、深入りしないほうがいい。ろくなことがないからね。

「〇〇ってマンション知ってる?」

「お金稼いでそこに住むことが目標なんだ」

バーからカラオケへ

バーを出た後、先が見えなかったため、とりあえず近くにあったカラオケに行くことにした。

歌がめちゃくちゃうまい。

やばい。主導権を取られるぞ。こちらがビビってしまえば相手に主導権を取られてしまってこの後がうまくいかなくなる。

なんとかしないと。

と思考を巡らせていると・・・

「帰る」

はっ?

「呼ばれたから帰る」

呼ばれた?

「友達(男)のところ行くから」

俺はこの状況を理解するまでに少し時間を要した。

 

おいっwww

ふつうにふざけんなよ

「ごめんね。今度家に呼んであげる。私SEXすごいうまいよ」

 

ビクっ!

俺の下半身が俺の動揺をものともせずに少し反応した。まったく空気の読めない奴だ。

 

追い込まれた俺は帰り支度を始める彼女になぜかこう言った。

「キスうまい?」

「うん」

「じゃあしてみて」

「うん」

 

唇を重ねると、すぐにヌメヌメクネクネと彼女の舌が動き出して、たしかに彼女はキスがうまいとわかった。俺はさりげなく彼女のおっぱいを触ってみると、見た目ではそれほどわからなかったがかなりの巨乳だった。

「もう帰るけど、そういえば連絡先交換してないよね?」

「しねぇよ」

「わかった。じゃあね」

 

これでもう二度と会うことはない。

こっちから願い下げだよ。お前とのムードのないSEXなんて。

 

退出時間まではあと少しあるけど、歌う気分にはなれそうにない。

あーあ腹減った。

牛丼でも食べて帰るか。

 

ちょっと悔しいけど、俺のルールを守ったんだからいいだろ。

でもそんな俺の決断に、俺の空気の読めない下半身は納得してないようだった。彼が抗議の意味を込めていきり立つもんだから、それが収まるまでの間、もう用のないカラオケルームに俺はただ1人寂しく座っていなければならなかった。

おわり。

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