ナンパを始めてもモテなかった。今日声を掛けられなかったとしても、明日も懲りずに街に出てください。

ナンパだけが俺を救ってくれると思っていた。ナンパを始めれば人生が変わると思っていた。

ところが俺を待ち受けていたのは、ナンパブログにある楽園のような日々ではなかった。美人で巨乳なセフレがいて、その気になれば新しい女の子といくらでも遊べる、ナンパを始めた俺を待ち受けていたのは、そんな毎日ではなかった。美人やスタイルどうこう以前に、ただ人に話しかけるということすら俺には困難なことだった。ナンパでは声を掛けようと思っているのに声を掛けられない現象を地蔵と呼ぶが、俺はエリート地蔵だった。始めて声を掛けることに成功してからも、俺は地蔵に悩んだ。悩んだ末に、1人では無理だと判断し、新しく読み始めたナンパブログのナンパ師に連絡を取り一緒にナンパさせてもらった。しかしそれでも俺は声を掛けることができなかった。あの子どう?と、仲間が指名した女の子に声を掛けに行く指名ナンパをしてもらっても、いや…と俺は声を掛けることができなかった。休日の昼間からナンパ仲間とナンパして、精一杯勇気を振り絞って声を掛けたのが2人とかだった。俺は重症だった。ナンパの土俵にすら立つことができなかったからだ。まわりの目がこわくて仕方なかった。すみませんと一言言うために、女の子の後を追っても心臓のバクバクがとまらなくて、躊躇しているとすぐに女の子は去っていった。それの繰り返しだった。それでもあきらめることができなかった。どう考えたってナンパには向いていなかった。ナンパに才能が必要ならば、きっと俺には全くない。だけど俺はあきらめることができなかった。ナンパをするために家を出て、夜まで歩き回って1声2声掛けては何も起こらないということを何度も何度も繰り返した。

ブログに書いてあることは全部ウソだ…

そう思う自分と、

自分だって頑張ればできるはずだと信じたい自分がいた。

ナンパってどんだけ難しいんだよ。

一日数声掛けがやっとだったけど、それでも何度も何度もナンパするために街に出た。声掛け数は少なく、しゃべりもめちゃくちゃつまんなかったけど、連れ出しができるようになっていった。初心者特有の必死な感じと柔らかい当たりを受け入れてくれる子がいたからだと思う。連れ出しから即日SEXに持ち込むことはできなくて、番号すら聞けないヘタレだったけど、ある時ついに即を達成することができた。それは驚くほどあっけなくて実感が湧かなかったけど、それまでの苦労を帳消しにするには十分なほどの成果だった。はじめてのその相手はめっちゃ遠い所に住んでいる子だたったけど、その後何日間か一緒に過ごして後日再会もした。今だったら絶対にそんなことやらないだろうwこれが、俺が自分にもナンパできると理解した瞬間だった。

あなたは今どこで躓いていますか?

声を掛けたいのに声を掛けることができない状態だろうか?どれだけ声を掛けてもうまくいかなくて成功を信じることができなくなっている苦しい状態だろうか?

ナンパの成功の秘訣を簡単に言うとするなら、どんなに恥ずかしい、ムカつく失敗をしようが、懲りずにまた家を出てくださいという言葉になる。

今日1人も声を掛けられなくても、明日また家を出てください。今日100人に声を掛けて失敗しても、明日また家を出てください。女の子にキモイと言われて泣きながら家に帰っても、明日また家を出てください。ある瞬間にそこにいること、これこそが俺がナンパでつかんだ秘訣で、人生のどんなことにだって通用する、一番大切なことだから。明日もまた懲りずに家を出てください。

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