いつもあったかくいられる

人生について

「嫌いな人がいない」と言うと、ビックリされることが多い。

俺は基本的には、この世の中の全ての人たちが自分の味方だと思っているし、一見するとまわりに害を及ぼすような人間であっても、本質的には素敵な人間だと思っている。

 

もちろん俺は犯罪に対して否定的だし、犯罪を犯すような人たちに対しても否定的な見方をしている。だけどそういう人たちだって、多くの場合環境に翻弄されていたり、アイデンティティを傷つけられて、結果的に最悪の手段に手を染めてしまっただけなのだと思っている。

 

こういう思考を持っているからなのかはわからないけれど、俺はこれまで人に恵まれた人生を歩んできた。

 

たとえば以前働いてた職場には、気難しくてその人が原因で多くの新人が辞めてしまうというような人がいた。

だけど不思議なことに、俺はまわりが驚くほどにその人に気に入られた。

 

 

周りの人たちは「なぜ?」と疑問に感じたけれど、俺にとってそれはべつに特別なことではなかった。

 

 

俺は世間一般で言えば「若者」と括られる人間だけれど、無職でどん底の生活をしたことがあるし、冬の夜に外で寝たこともある。

 

そういうこともあって、俺は人を見かけだけで判断しない目利きのような能力が身についている。

 

 

たとえば世の中の男の多くは、美人と言えば「顔」のことだと思っている。

 

 

だけど俺の美人の定義は違う。

 

もちろん「顔」はその定義に含まれている。だけどそれ以上に、俺は女性の「心」を見る。

 

外見上は美しても、心のブサイクはたくさんいるということを知っているからだ。

 

 

そして俺は、心の美人に対してより多くの敬意を表する。

 

 

たとえば会社で嫌な人がいたとする。

 

 

たしかにその人は、あなたにとって嫌な人かもしれないけれど、別のある人にとっては素敵な人かもしれないし、お客さんにとっては信頼できるビジネスマンかもしれない。

 

 

俺はいつも、俺にとってどうかということと、他の誰かにとってどうかということの2つの側面から人を判断しようとしている。

 

自分にとって「合う」という判断を下すということは誰だってできる。

 

 

 

だけど多くの人たちは、「他の人たちにとってどうか?」ということまで考えることができない。

 

 

でもよほど人格崩壊した奴でなければ、誰かにとってはすごく良い奴ということが多い。

 

たとえば社内ではめっちゃ嫌な奴だけど、お客さんにとってはめっちゃ良い奴といったようなことが。

 

 

この視点に気付くことができれば、人生はものすごく生きやすくなる。

 

そして、いつでも心はあったかくいられる。

 

他人は敵じゃない。

 

 

たしかに時には、思っているような結果にならないこともある。というかよくある。

 

でもそれは、いろんな様子が絡み合った結果生じることなのだ。

 

たとえばコミュニケーション不足とか組織の中の立ち位置とか。

 

 

そういういろんな要素を理解していれば、人の悪い所ではなく良い所を探していく強さを持っていれば、いつでも心はあったかくいられる。こういう視点を持っていれば、世の中はめっちゃあったかい場所に感じるから、ぜひ試してみてほしい。