ある人の1日をナンパで再定義する

マインドセット

ナンパという行為に大義名分を与えるとしたら、めちゃくちゃきれいごとではあるけれど、ナンパという行為を通してある人の一日を再定義するということになる。

人生というのは、誰にとっても最高とは言い難いものだと思う。俺はもちろん最高だとは言えないし、あなたも俺と同じ考えかもしれない。日本はストレス社会と言われていて、20代30代というと過剰に人生に悩んだりする時期でもある。1人で何不自由なく生きているのならまだしも、社会に出て働いていれば、上司のつまらない話に愛想笑いをしなければならないことも、取引先の高圧的な態度に耐えなきゃならないこともある。嫌なことはたくさんあり、みんな自分をわかってもらえないと嘆いている。この日本では、石を投げれば行き詰っている奴に当たるとも言われている。というか俺がそう考えている。

そんな中で我々ナンパをする人間は、あまりにも空気が読めない存在である。

楽しそうに歩いている奴に、何かいいことありました?とか言ってみたり、挙句の果てには泣きながら歩いてる奴に、何か嫌なことあった?とか平気な顔して言ったりする。女の子にしてみれば、嫌なことあったわ。見ればわかるだろ。というか今現在進行形で嫌なこと一つ増えてるわとうかんじなんだよねw

ご覧の通り、我々はマジで空気が読めない。人の人生に土足で強引に割り込もうというのだから。

しかし、我々の可能性の一つとして、誰かの一日を再定義できる可能性を秘めているというのがある。

実際に、今日嫌なことあったから飲みたいとか、なんかまだ帰りたくない気分だから遊んでもいいよという人は数多くいる。べつに嫌なこと限定である必要はなく、めっちゃ気分がいいから誰かと話したいとう人もいる。

そしてその瞬間から、我々は彼女たちの一日を再定義する権利を得るのである。権利とういうか責任のほうがしっくりくるかもしれないが。

それで最終的に、楽しかったと言われたりありがとうと言われたり、包み隠さず言えば、帰ればよかったといったニュアンスのことを言われたこともあるが。まぁ良くも悪くも、一日の終わりに、我々は誰かの人生を再定義できる可能性を負っているのである。それは何も連れ出して、1晩を過ごしてというのに限らない。ただ声を掛けるだけだって、相手を楽しませることはできるし、ナンパをしている人の中には、うまくいかないからといって暴言を吐いたり、酔って強引なナンパをして、一日の終わりに、相手を嫌な気持ちにさせる人もいる。その傷を長く引きずることになる女の子もいる。今回の話はあまりにもきれいごとかもしれないけど、ナンパをするうえで肯定的なマインドセットができない時は、こんな視点を意識してやってみるのもありだと思う。