「口ベタ営業マンが渋谷ギャルをナンパし続け半年後に1億の契約をとった件」は控えめに言って微妙

モテ本

ナンパをただの女遊びで終わらせず、その後の人生に繋げていくというストーリーは最近のナンパシーンの主流だが、この本もその類の本。少し前に話題になった本だが、今さら読んだ。

一言で感想を言うと、

内容が少し薄い。

 

タイトルはナンパとなっているが、

そこまで踏み込んだナンパ要素があるわけではない。

というのも、タイトルの後ろにくっついている1億円の契約という言葉からも推測できるように、一応ビジネス書的な要素を持っている。本屋の分類も営業・マーケティングあたりにあったりする。ふつうナンパ本はサブカルに分類される。

その結果、どっちつかずの内容になってしまっている。

ビジネス書的な要素を持っているから、他のナンパ本のように、この手の本の読者に需要のある「出会ってすぐにSEXした」といったような下品な表現を使うわけにもいかず、さらに、なべおつ氏のキャラ設定も、サラリーマンであるゆえ、無害なごく平凡なサラリーマンという風で、全体的に当たり障りのない表現を使った、表面的なテクニックに終始したノウハウ本になってしまっている。

かといってビジネス書として優れているわけではなく、表面的なナンパの話に、最後にほんの少しだけビジネス的な要素がくっついているといったような、中途半端な構成になってしまっている。元も子もない話だけど、ナンパとビジネスを分けて出版したらもっとよかったんじゃないかと思う。そのへんは出版社の都合だと思うけど。

 

ただ悪い点ばかりでなく、会話例がいくつか載っていて、参考になるものもある。内容はナンパを始めて数日くらいの初心者向けの内容だが、ナンパを始めたばかりの頃は、どんなことを話したらいいのかとか、どうやって笑わせればいいのかとかが、わからないことが多いから、そういう時に読んだら役に立つかもしれない。なべおつ氏のナンパトークがおもしろくて、これはうまくいくなというのがわかる。あと、とりあえず文章だけで人柄の良さは伝わってきた。

この本がお勧めな人

  • ナンパを始めて間もない人
  • ナンパに興味があるがまだやったことがない人
  • 声掛けの会話のパターンを増やしたい人